これまでトレーニングの方法や撮影用語などを説明していきましたが
今回は、カメラ目線の取り方について説明していきます。
まずは人の動きから説明します。
下記の図をご覧下さい。
この図はよくペットオーナーがやってしまう目線の取り方です。カメラの方を見させていますが何がいけないと思いますか?
答えは、高さです。
おやつが大好きなワンちゃん・ネコちゃんの場合、おやつを見ているとすれば
この図のような動きだとカメラより上を見てしまいます。
カメラに目線を集めたい時は、できるだけカメラの近くで目線を取りましょう。
次にどうやって目線を取るのか説明していきます。
おもちゃやおやつを見るとそれに集中することがほとんどです。
しかし、おもちゃが大好きすぎるペットモデルがおもちゃを見たらどうなりますか?
興奮をさせてしまい、コントロール出来なくなることもあります。
その場合、おもちゃではなくおやつにしてみたりペットオーナーが動いたりして
目線を取りましょう!
動きや物だけでなく音で目線を取るのも重要です。
特にネコちゃんは、音に敏感です。
ちょっとした足音や物が落ちる音などしたら、気になり音の方向を見ます。
その音を有効に使いましょう。
ワンちゃんにもネコちゃんにも言えることですが、
日頃どこかで必ず何かを見ていることがあると思います。
それがおもちゃなのか、おやつなのか、それとも換気扇などの音なのか
それぞれ、興味を持つものが違います。
普段興味を持つ物や音が分かっていれば、現場でも目線を取るのに役に立ちます!
おうちでの様子をよく見ていてあげて下さいね!