【ペットモデルのおトイレ事情の話】
今日はペットモデルのおトイレについて話していきます。
生き物なので絶対排泄はしたくなります。実際の現場とペットモデルゆえに気を付けてほしいことです。
<キャットモデル・タレント猫>
ねこちゃんに関しては、トイレに猫砂を使用しているペットオーナーがほとんどではないでしょうか。
稀に、ペットシーツなんかを好むねこちゃんもいます。
2~3時間の撮影であれば、問題ないかと思いますが、半日以上の撮影の際はやっぱりトイレは用意したいです。
ただ電車移動が基本のペットオーナーもいますので、大荷物になってしまうのでなかなか大変です。
アニマルプロでは半日以上の場合、折り畳みサークルとトイレを代わりに持っていきます。
猫砂を持っていくことも可能ですが、慣れた砂がいい場合はペットオーナーに砂だけ持ってきてもらうこともあります。
やっぱりいきなり知らないところで、排泄はしたがらない猫ちゃんも多いです。
折り畳みサークルなどで上下左右を囲んであげると安心しやすくなりますので排泄もしやすくなります。
待機時間中は、その中に入れて少しでも安心できる空間作りをします。
猫ちゃんのことも考えて事前準備は動物プロダクションとして当然のことです!
<ドッグモデル・タレント犬>
わんちゃんの場合、シーツか外での排泄がほとんどじゃないでしょうか?
わんちゃんに関しては、排泄をするタイミングをある程度コントロールできるようになります!
これは、トレーニングと同じ考え方で
日ごろから排泄の際にある「ワード」を言うことを習慣化することで
その「ワード」を聞くと、わんちゃんが排泄したくなるということなんです。
やり方はすごく簡単で
わんちゃんがおしっこやうんちをしているとき決められた「ワード」を言うだけです。
「ワード」はなんでも構いません。
多いのは「ワンツー、ワンツー」でしょうか。
一回では覚えないので、日ごろの生活の中で習慣にしましょう。
これはどんなときにも役に立ちます。
パーキングエリアによって、今排泄してほしい時にしてくれますし
撮影時も、これから出番が続くときに事前に排泄させておけます。
現場で我慢させれることもなくせます。
ペットモデルにおいてはペットシーツで排泄させる習慣も大事です。
理由は二つあって
・ロケ地の問題
・タレント犬の問題
です。
ロケ地の問題では、コンクリートで排泄してしまうとその部分がどうしても濡れてしまいます。
広い画で撮影する際その部分が映ってしまうことがありますので、どうしても外でする場合は
絶対に映らないところで排泄させてください。
次にタレント犬自体の問題です。
排泄を外でしかしない場合、撮影はスタジオ内でも外が雨の時はどうしても
排泄のため、外を歩かせなくてはなりません。
せっかく本番のために、前日トリミングしても雨に濡れてしまいますし
地面が濡れているので足元も確実に汚れます。
長毛種であれば雨でなくても枯葉などをほうきのように拾ってしまうことも多々あります。
モデルとして参加している以上、タレント犬のセット管理は必須です。
ペットシーツでの排泄に慣れていれば、上記のようなことを未然に防げます。
最後に、マナーとしておしっこをしたところは水で流すか、ペットシーツで吸い取ってください。
意識の高いペットユーザーとして皆さんのお手本になるような行動も
ペットモデルオーナーには必要です。