動物にも利き手ってあるの?
今回はペットモデルの利き手について話していきます。
ペットモデルの撮影で意外に困ってしまうことです。
利き手について
■タレント犬
ワンちゃんの利き手については様々な説と研究があるのでどれが正解かはいまだにわかっていません。
右利き50%、左利き50%の役半々説もあれば、15%ずつでそれ以外はそちらにも当てはまらないとか
ですが経験上利き手ってあると思います。
お手お代わりはともかくとして、手を上げる動作の時は基本的には同じ手をあげませんか?
■タレント猫の場合
ねこちゃんの場合は、オスが左利きでメスが右利きが多いというのは通説です。
猫じゃらしとかを振って最初に出てくる手が利き手なんでしょうかね。
撮影にどんな関係があるかというと
カメラに対しての体の振りや人物、商品との兼ね合いもあり
「右手を出してください」とか現場で言われますが
意地でも右手を出さないペットモデルもいます!
「こ、こいつ、まさかサウスポーか!!?」
タレント猫の場合は、企業秘密ですがちょちょい!とやれば
なんとかできる場合がほとんどです。
ですがわんちゃんは今まで経験し学習してきたことの印象がかなり強いです。
今まで左手で行っていた動作に対し、ご褒美をもらっていたので
まさか右手を出せと言われるとは考えもしていないんでしょう。
現場で困ったときはちょちょいで教えてしますが!
アニマルプロの私が!
ですが日ごろから別の指示として左右で教えておけばこういった事態にも対応できますよね。
ワンちゃんの記憶力と学習能力って本当にすごいです。
話がそれますが
お散歩の際、訓練しっかりやっているワンちゃんにありがちですが左側ばかり歩きたがるんです。
これは脚側行進といって人間の左側について歩く動作が染みついているとこうなります。(※かなり学習している)
特に否定するつもりは全くありませんが
ペットモデルの仕事をしたいのなら右側でついてあるく指示も教えておきましょう。
実際の撮影でロケーションの問題もあり、モデルさんの右側を歩いてほしいとか結構言われます。
スタートの時は右側にいるんですが、歩き始めるとタレント犬が
「あぁー、なんかしっくりこないわー…プルプル( ゚Д゚)あー 我慢できない!左側行こう!」
という風によくなります。
心当たりがある飼い主さんもいるのではないでしょうか?
ではついて歩くことについて説明します。
左側へついて歩いてほしい時の指示語は「ついて」とか「あとへ」とよくいいます。
じゃぁ右側について歩いてほしい時の指示語は?なんでもいいです!
参考までに私が飼っているはワンちゃんには
左側の場合は「ついて」
右側の場合は「ヒール」
で教えています。
どんな指示語でも構いませんが気を付けるのは指示語が似ていないことです。
例えば
左側の場合「ついて」
右側の場合「つけ」
とか横につくという指示で右か左かの違いしかないのに
指示語もかなり似ていますよね?
似ている指示語と似ている動作だとワンちゃんが混乱しやすくなります。
トレーニングの話になると、専門的な話が止まらなくなるので
大きな話だけにしました!
これからも皆様のご意見お待ちしています。
アニマルプロは他にはない動物プロダクションを目指しますよ!